2015/9/25

ミラチャイ☆[129回]「今年で最後の生誕祭」!? 佐江ちゃんに聞いた、生誕祭での発言の真意とは

[129回]「今年で最後の生誕祭」!? 佐江ちゃんに聞いた、生誕祭での発言の真意とは
2015.9.25 12:8
“今年で最後になるかも…”。そんな気になる発言が飛び出した、今年の佐江ちゃんの“生誕祭”。あの発言の真意とは? 親子の不思議なつながりを感じた、ママからの手紙や、心友との誕生日サプライズも聞きました!




ニイハオ! 宮澤佐江です。
ーーさあ、佐江ちゃん。今回も、よろしくお願いします。
よろしくお願いします!!
ーー前回は、今年の夏のビックイベント、SKE48の豊田スタジアムでのコンサートのお話をお聞きしましたね。そして今回は、こちらも忘れてはならない夏の出来事、佐江ちゃんの“生誕祭”について、お聞きしたいと思っていますよ!
はい! ありがとうございます!
ーー9/2に開かれた生誕祭は、SKE48劇場で2度目の生誕祭となりましたね。
そうです! 本当に幸せを感じた生誕祭だったなあ。
ーーちょっと気になる発言も飛び出しましたが、それは後ほどじっくりお聞きするとして。まずはじめに、佐江ちゃんが毎回、公演ごとに心の中で決めているという、 生誕祭当日の“裏タイトル”からお聞きしていきましょう!
“アイドル”です!  “今日はアイドルだ!”と思って、生誕祭が始まるちょっと前の気分で決めました。いつもより“笑顔たっぷりめ”というか(笑)
やっぱり、自分がカメラでいっぱい抜かれるのが分かっていたからでしょうね。いつもは、あまりカメラは気にしてないんですよ。だけど、“ここで映っていたらいいな”って、カメラアピールしていたところが、ちょうど映っていたみたいなんです。
劇場に入れなかった方からも“楽しめた”っていう反応をいただいて。よかったなあって思いました。
ーー今回の“生誕祭”は、公演前からちょっと気になる発言も飛び出しましたよね。

最近、すべてにおいて“面白くしたい”みたいなところがあるんです(笑)。“驚かせて、笑わせたい”っていう気分というか。
ーー「今年で最後の生誕祭」という発言に、ちょっと動揺してしまいました。佐江ちゃんの発言に、当日はドキドキしていたファンの方も多かったのではないですか?
いやっ! 私のファンの人は、“付いてきてくれる”っていう感じがしてますから。
本当は言うつもりはなかったんですよ。でも、来年は、夏の1カ月間、ミュージカルがあるし、劇場公演に出られないと思うんです。だから、“リアルタイムでは、自分の誕生日を祝ってもらえないだろうなあ”って、思っていて。
まだSKE48の事情はよく分からないんですが、私がAKB48にいたときは、ある方式があって。“自分の誕生日から、1カ月以内に生誕祭が開けないときは、その年の生誕祭はなくなる”っていう方式です。
それを覚えていたのと、2年後は、グループにいないかもなと思って。来年は、生誕祭自体を開くタイミングがないなと思ったから。だから、今年はいろんな意味を込めて、かみしめながら生誕祭をやってました。
ーー…というと、“もしかしたら”最後になるかも、ということ?

そう、そうです。だから、“きっと、最後になると思います”という言い方で、あくまでも、断言したわけではなくて。
ーーリアルタイムで動画の配信を見ながら、佐江ちゃんの発言をドキドキしながら見ていましたよ。
えーーーー!! 嬉しい。えっ、えっ、最初の自己紹介どうでした?? 「卒業………、しませーーん!! 」って言ったとき。
私の中で、あの言葉をずっと、ずっと考えていたから!! “早く、最初の4曲終わって、早くMCやりたいっ! ”って思いながら歌ってました(笑)
ーー最後に読まれたお手紙も、佐江ちゃんママからのものでしたよね。なのでどうしても“やっぱり最後なのかな”という感が否めませんでした…。
絶対に親の手紙だって、想像してたんですけど。。むしろ、ママが見に来てるんじゃないの?? って思っていたくらいで。実際には来ていませんでしたけどね ^ ^
ーー佐江ちゃん、お手紙に、ウルッ(涙)としていましたね。
やっぱり、色々思い出しましたね。“そんなこと、言ってたなあ”とか、“やっぱり親だなあ…”というか。。
ーー“なんで、真面目な子に育てたの?? ”という、「ミラチャイ」連載でも過去にお話がでたエピソードもお手紙に書かれていましたね。(第46回)

それは毎回、ママに言われるんです。私はたぶん、そんなつもりもなく言ったんですよ。真剣に言った言葉ではないんだけど。。ママにとって、そんなに衝撃的だとは思っていなくて。
以前、バラエティ番組に出演したとき、うまく受け答えができなくて、失敗したことがあったんです。それで、
「ママが真面目に育てたから、私はつまんないんだ! 」
「優子(大島優子)や才加(秋元才加)は、ネタがいっぱいあるのに、私は何もない! 家族のことも、イイ話しかないし!! 笑える話がないから、つまんないッ!! 」
って。さりげない言葉が、親にとっては、“何でそんなふうに思ったのかな…”って、ずっと引っかかっていたんでしょうね。。
だから、ママがちょっと酔っぱらったりすると、必ず言われるんです。「“何で真面目に育てたのー”とか、よく言うけどさーー」みたいに(笑)。
“ああ、またその話かあ”って、思いながら、「ウン、ウン、ウン。そうだね、そうだね」って言いながら、いつも聞いてます。
ーー佐江ちゃんママは、“力を抜く練習”や、何事も“楽しむこと”についても言ってましたね。
それは、本当に自分も意識していたことだったんです。親も、私と同じタイミングで、同じことを思ってたみたいで。そう思ったら、“やっぱり親なんだなあ”って思いました。
ーー全く偶然、同じことを考えていたんですか?

そうなんです。本当に、偶然で。私も生誕祭で何の話をするか、何も考えてなかったんです。
でも、とにかく、玲奈(松井玲奈)の卒業後、すぐの生誕祭だったから、SKE48のファンの方に、少しでも、玲奈が卒業後のSKE48に対して、安心してもらえる言葉を話せたらと思っていたんです。
生誕祭はだいたい、主役になるメンバーのファンの方がたくさん来てくださることが多いんです。でも、配信される動画を見てくださるSKE48のファンの方も、たくさんいらっしゃると思ったので。
だから当日は、“とにかく今を楽しめば…”みたいな話を、そのときの感情にのせて話せたらいいなと思ってたんです。そうしたらママも、“楽しみなさい”っていう手紙をくれたから。。
“気持ち悪ッ! ”と思って(笑)
ーーあまりにも偶然過ぎて!

そう! “同じこと言おうとしてる ”と思って。“ママに言われなくても、言おうとしてたわ!! ”って思いました。えへへ。
この夏は、親と一緒にいる時間も全然なかったのに、テレパシーというか、どこかで通じるものがあるんだろうな。私のちょっとした顔つきで、そのときの状態や考えていることが分かっちゃうんだと思います。家族の前では、私も何も隠さないから。
ーー家族は一番近くで佐江ちゃんを支えてくれている存在ですよね。近くで支えるといえば、優子ちゃんや、才加ちゃんの存在もあったのではないですか? 心友トリオでお誕生日サプライズもあったようですね。

今年の夏は、私が疲れていたのを2人が知っていたので、“ちょっとでも癒やされるように”ということで、ちょっとお高いところのスパに連れて行ってもらったんです。
ーーわあ!“スパ”で過ごすようなサプライズは、これまでにもあったんですか?
えっと…、私のときはなかったですね。去年は、優子がエイリアン、才加が「ドラゴンボール」のキャラクターのコスプレで、0時ぴったりに私がいたレコーディングスタジオに現れて。
ーーそうでしたね。確か、佐江ちゃんのブログで衝撃的な写真を見た覚えが(笑)
ははは(笑)
ーー今年は25歳。才加ちゃんのお誕生日サプライズに引き続き、大人ムードなサプライズですね。中国語には“很漂亮”とか、“有气质气质=気質)”のように、女性に対するほめ言葉がありますが、そんな言葉を贈りたくなります!
很漂亮は知ってますよ! “きれい”ですよね。だけど…、“ゆうきしつ(有気質)”、ですか…??
ーー“有气质”は、とくに女性に対するほめ言葉で、气质は、“気品”とか“品”を表して、が付くと“気品がある”とか“品がある”を意味するんです。
“かわいい”とかじゃなくて、“品がある”方が嬉しいのかな?? でも、私は上品じゃないからなー。言われるとしたら、そうだなあ…。“無邪気”がいい! “ありのままだね”とか、“そのままだね”って、言われたら嬉しい!!
“無邪気”って、中国語で何て言うんですか?
ーー“無邪気”ですか。そうですね…、“天真”という中国語があります。


天真? ティエン チェン!! えーっ!! それがいい! それがいい!! 
ーーでも天真は、“無邪気”という本来の意味に、最近では考え方が“単純”とか“幼い”という、意味も含んで使われることも多いので、天真烂漫(天真爛漫)というのがいいでしょう。
でも私、やっぱり天真が好きかも。「我是天真! (私は無邪気です) 」
ーーまたは、似たイメージの言葉で純真(ピュア)という言葉もありますよ!
私、“ピュア”がいい。“品があるね”って言われるより、“ピュア”って言われたら嬉しいな。“ピュア”って、“何にも染まっていない”ってことだから!
ーーとっても素敵な言葉ですよね。女性を形容する中国語は、まだまだたくさんありますから、また別の機会にご紹介していきましょうね。誕生日サプライズにお話を戻すと、心友トリオで行ったホテルのスパでは、身も心も癒やされましたか?
今年は、どこに連れて行かれるかもわからず、「とりあえず、才加の家に来て」って言われたので、才加の家に行って。「どこ連れていってくれるの? 」って聞いたら、「言わなーい」って言われて。
それでホテルに着いて、スパを楽しんで。お風呂の中で、最近あったことを、めっちゃ話しました。
こういう時間があって、息抜きができたからこそ、今年の夏を乗り越えられたというのもあると思います。家族や心友、友人が、ちょっとご飯に誘ってくれたり、そういう時間がエネルギーに変わってたなって、今、振り返ると感じますね。
ーー今年の夏は、本当に忘れられない夏になりましたね!(第128回)
はい! 
ーーさあ、前回、今回と“佐江ちゃんの今年の夏”についてお話してきました。ここからは、今回の佐江ちゃんの撮影衣装と同様、話題を“秋”へ、グッとシフトしていきましょう!

お願いします!
ーー今回の撮影衣装は、大人めの“秋テイスト”。“浴衣”(第120回第121回第122回第123回)   “夏フェス”(第124回第125回第126回第127回)と、佐江ちゃん側から発信していただく衣装のコンセプトは、ファンの方にもとっても好評です!
本当ですか!? よかったー!! “浴衣”も“フェス”もよかったですよね。“フェス”の衣装のときは、結構動き回って、“ガニ股”の写真も載せてくれていて!! 
“これ、OKだったんだーーッ!! ”って、思いながら見てました(笑)。でも、そういういうのも見せたかったから、わざとやってみたりしていたんです。
雑誌とかでは使われないショットも、使ってくれて。嬉しかったな。“めっちゃ、ガニってるなー”と思って。あははははは。
ーー確かに雑誌だと、掲載が難しい写真もあるかもしれません。「ミラチャイ」連載は、1回で撮影したものを、4週に分けて掲載するので、色んな写真がある中で、他ではあまり見られないような写真もあったり。
それが、「ミラチャイ」っていう感じですね!! めっちゃ、最高でした! 自分でいい顔してるなーって思って見てた。
もう、次の話をしちゃいますけど、今度の衣装はどうしましょうか!?  季節は“絶賛・秋! ”ですよね。どうしようかなー。楽しみだな! 
ーー“夏”は、いろんなテーマがありますが、“秋”のテーマというと…、ちょっと難しいですよね。

分かります、分かります。すっごく難しいですよね。でも今年は、“読書の秋”にしたいっていうか…、もう、“読書の秋”にするって、宣言します!! 
今回の衣装は“読書の秋”にぴったりだったので、よかったなー。今日撮ってもらった“読書の秋”にぴったりな、“あの写真”はいつ使われるのかなー。楽しみッ!
ーー佐江ちゃんの今年の秋は、“読書の秋”なんですね。もう決まっているとは! 何の本を読むのか、お聞きしたいところですが、この続きは次回としましょうか。
はい! 
ーーそれでは、今回もたくさんのお話、ありがとうございました。また、次回もよろしくお願いします!
ありがとうございました! 皆さんの“○○の秋”は何ですか? 私は“読書の秋”。なぜなら、私にはあの本があるから。。この続きは、次回お話しますね! 季節の変わり目、風邪などには注意してお過ごしくださいね! それでは、また金曜日にお会いしましょう! 谢谢大家!(皆さん、ありがとう!)
宮澤佐江
【今回のまとめ】
◎中国入門ポイント
你喜欢什么样的类型?(あなたは、どんなタイプが好きですか?)」。選択肢がたくさんある事柄の中から、好みのタイプを聞くとき、例えば、異性の好みを聞くときなどに、よく使われる中国語です。もし、こう聞かれたとき何と答えますか?
こんなとき、人の外見や、性質を表す単語を2、3覚えておくと便利です。
今回のお話に登場した、漂亮(きれい)、天真(無邪気、単純)、有气质(品がある)のほかにも、可爱(かわいい)、苗条(すらっとして美しい)、温柔(やさしい)、聪明(スマートである)、大方(気前がいい)などなど、人を形容する言葉も様々。
自分が言われて嬉しい言葉は、状況によって相手への“ほめ言葉”として使える場合もあるもの。覚えておくと、コミュニケーションがはずむきっかけになるかもしれません。
◎今回のフレーズ&単語
很漂亮【hěn piàoliang】とてもきれい ※:たいへん、とても、後ろに続く言葉の程度を強調する/漂亮:きれい、美しい
有气质【yǒu qìzhì】気品がある、上品である ※:ある/气质:風格、たち、素質
天真【tiānzhēn】無邪気である、単純である
天真烂漫【tiān zhēn làn màn】天真爛漫
純真【chúnzhēn】純真である
你喜欢什么样的类型【Nǐ xǐhuān shénmeyàng de lèixíng】あなたはどんなタイプが好きですか? ※喜欢;好き/什么样:どんな/类型:タイプ
可爱【kě ài】かわいい
苗条【miáotiáo】すらりと美しい、(ほっそりとして)スマート
温柔【wēnróu】やさしい、おとなしい
聪明【cōngmíng】聡明である、かしこい
大方【dàfāng】気前がいい
*本文中の赤字は、中国語です。
*)中国語の表記は、上海(大陸)で使われている簡体字を使用しています。また【 】内には、中国語の発音表記として漢語拼音(ピンイン)を記しています。
撮影:山田大輔 スタイリング:山本隆司  ヘア&メイク:間篠美歩(NICOLASHKA)

2015/9/18

ミラチャイ☆[128回]宮澤佐江「記憶がないほど、必死で怒とう」8月末、松井玲奈卒コンまでを振り返る

[128回]宮澤佐江「記憶がないほど、必死で怒とう」8月末、松井玲奈卒コンまでを振り返る

2015.9.18 12:15

8月末に豊田スタジアムで行われた、SKE48のコンサートを振り返ります。卒業した松井玲奈ちゃんを見送った夏の終わり。支えてくれた、後輩メンバーたちへの思い。佐江ちゃん史上、もっとも怒濤な夏を聞きました!


ニイハオ! 宮澤佐江です。
ーーさあ、佐江ちゃん。今回も、よろしくお願いします。
はい! よろしくお願いします!!
ーー前回の「ミラチャイ」インタビューから約1カ月。この間に、季節はもうすっかり“秋”ですね。
本当に! 前回は、ちょうど私のお誕生日の直後にインタビューしていただいたんですよね。
ーーそうですね。今回と次回は、今年の夏、後半の出来事をお聞きしていきたいと思っています。松井玲奈ちゃんを見送ったSKE48の豊田スタジアムコンサート(「松井玲奈・SKE48卒業コンサートin豊田スタジアム~2588DAYS~」)、そして、佐江ちゃんの生誕祭もありました。
「ミラチャイ」があると、“先月は、こんなことがあったなあ”“あのときは、ああだったなあ”とか、本当に分かりやすい。「ミラチャイ」は佐江の“年表”ですね! すごく振り返れる!!
ーー“年表”とは、とっても嬉しいですね。ありがとうございます! それでは早速、豊田スタジアムでのコンサートから、振り返っていきましょうか。初めに、SKE48として、最大規模でのスタジアムコンサートの無事終了、おめでとうございます! 
ありがとうございます!
ーー今回のコンサートでは、リハーサルに入る前、少し不安な気持ちものぞかせていた佐江ちゃんですが、リハーサルの期間はどのように過ごしていたのですか? (第125回)
ちょうど先月の「ミラチャイ」のインタビューが終わってから、夏の後半戦が始まって。とにかく“怒濤の8月”が無事に終わって、早く9月が来てほしいと思いながら、毎日お仕事していました。

もう、周りを見ずに、必死だった。だから、どんな気持ちでリハしていたかも、記憶がないくらいなんです。。
結果的に、リハに参加できたのは、3…、4回くらいだったのかな。新曲の「ハロウィン・ナイト」の選抜メンバーにも、選んでいただいていたので、その収録で、名古屋と東京の移動だけで終わってしまうこともありました。
豊田スタジアムのリハーサルは、基本、名古屋でやっていて。リハの後半だけ参加して、行けなかった前半部分は、先生に聞いてメモをとって、次までに覚えるという感じだったんです。
今までのコンサートでは、なるべく頭の中で覚えようという感覚で、あまりメモに書いたりしなかったんですが、今回は書き込みまくりました。
自分で書いた立ち位置表の番号や、どのタイミングで移動するかを、ギリギリまでメモとにらめっこしながらやってました。
ーーそうして臨んだ本番では、納得のいくパフォーマンスができましたか?
本番は、とにかく1日ずつ消化していこうと思ってました。まず、初日の29日のことだけ考えて、それが終わったら、30日のことを考えようという感じで。2日間、全く違うセットリストだったんです。
両日で、何曲かは同じ曲があるんですが、入るタイミングが全然違ったり、曲の長さも違ったり。
ーー確か、そのうち1日は、卒業する松井玲奈ちゃんが考えたセットリストだったそうですね。
はい。29日は、玲奈が考えてくれたセットリストだったんです。フルサイズでシングルメドレーもありました。


48グループは、コンサートでもなかなかフルサイズで歌って踊ることがないんです。“2分半”という言い方をしているんですが、歌番組でやる“1番だけ”というテレビサイズの長さで、コンサートでもその長さで歌うことが多いから。
今回、玲奈が“シングル曲を何曲か、フルサイズでメドレーをやろう”って、セットリストに入れてくれたんです。2番の振りは知らない曲ばっかりだったので、それを覚えたりするのに、手こずったりしたけど(汗)
でも、“緊張感があるコンサートの方が楽しいな”と思うんです。
余裕のようなものも見せられる部分もあるんですが、“間違えないようにしなきゃ”っていう、緊張感のあるコンサートの方が、“私は好きかも”って。今回、改めて思いました。
SKE48の曲で私が自信のある曲は、自分が入らせてもらったシングル曲以外、振り起こしをした曲しかないので、全曲に対してまだ不安があるんです。パフォーマンスのすべてにおいて。。 だからSKE48のライブは毎回ちょっと緊張しちゃうんです。
SKE48単体で、大きい場所でやらせていただいたのが、私としても初めてだったので、とってもいい緊張感を持たせてもらえました。AKB48のときには、持たなかった緊張感というか。
ーー緊張感があった方が、逆に、いいパフォーマンスを生むということはありますか?
何て言うんだろう…。初々しさが出せるというか。でも、“緊張の中で、どれだけ自分らしさを出せるか”っていうチャレンジ心もあったりするんです。本当は余裕がないのに。でも、それが楽しく思えたり。
ーー“楽しむ”という言葉は、佐江ちゃんの発言の中で、最近よく見かけるような気がします。

緊張感も楽しみたいです。だって、絶対に、そのときにしか味わえないじゃないですか。どんな場面であっても、同じ緊張って、絶対に二度来ないから。
今、やっとそれを楽しめるような自分になったんだと思います。上海へ行ったりして、日本でも活動できるようになったという喜びもあるから。
すべてにおいて“楽しまなきゃな”っていう気持ちで取り組めるようになったので、自分の鍵となったのは、やっぱり、SNH48の時期なんだなって、いつも感じます。
ーー確かに、自分の中で、“自分のステージ”が上がったと感じていないと、“緊張を楽しむ”とは言えないかもしれませんね。
言えないですね。今まで、言えなかったもん。「緊張を楽しみたいです!! 」とはよく言っていたけど、でも、それは“ただ、その言葉を言いたいだけ”みたいな(笑)。言葉では言ってるけど、実際にはできてなかったと思う。
今は、自分がそれをできてると思えるようになったし、人にもそう言えるようになりました。
ーー“緊張”については、後輩メンバーからも、相談されることがあるのではないですか?
言われます、言われます。「緊張してる。どうしよう…?! 」って言われるから、「楽しんで!! 」って言います。「楽しもうぜ! ミスったら、ミスったときのことだよ! 」みたいな感じで。
これまで、上海のことはもちろん、生の舞台も経験させてもらって、リハどおりにやらなきゃいけないのは分かってるけど、そうならないときも、もちろんあります。
“生だから何が起こるか分からない”という楽しみを持ってた方が、やっぱり面白いなと思うんです。

絶対に間違えない台詞を噛んじゃったり、その後、どうやって対処しようか考える、あの時間のヒヤヒヤさ。。“生”だなって思える瞬間というか。
コンサートも生だから、急に衣装が壊れちゃうとか、髪飾りがとれちゃうかもしれない。そうなったらどうしよう…って、考えるのが、そんな余裕もないんですけど(笑)、楽しいなって思えるようになったんです。
“目がいっぱいある”っていう言い方があると思うんですが、それができるようになったのかな。だから、後輩にもこういうことを言えるようになったんだと思います。
「絶対に、間違えたらダメだよ」って言われてる部分を、誰かがミスしても、カバーできる余裕が自分にできてきたから。でも、そうなるまでには、私も、これだけの時間がかかりました。
今いる後輩たちにもっと後輩ができたとき、“佐江さんが言ってたのは、こういうことだったのか! ”って、思い出してもらえる日がくればいいなって思います。だから、「今すぐにできなくてもいいから、何でも楽しもう! 」って、声をかけてます。
ーー後輩にとっては、本当に頼もしい先輩ですね。
でも私は、48グループの中では皆の先輩にあたるけど、こういう私が、コンサートでは逆に全然できてない。ダメなのは分かってるけど、こういうときこそ、“後輩の力を借りたいな”って思うというか。
振りのことだったり、「この楽曲って、どこで移動するんだっけ? 」とか、後輩から色んなことを教えてもらったり。後輩も、人に教えることによって、自分も学んでいくっていうのもあると思うんです。
その環境を、すごくいい感じに作れたんじゃないかなって、今となっては思います。
今回は、本番前で、皆が焦ってるにも関わらず、「ここって、こうだっけ?? 」って、ギリギリまで聞きまくってました。本当に他のメンバーがいなかったら、できなかったと思います。

特にSKE48では、私は、ダンスを教えられるわけではなくて、逆に皆から教わらなきゃいけないから。だから基本的に皆に伝えることができるのは、“パフォーマンスに対して、どういう気持ちを持ってるのか”とか“自分の気持ち”。
振りについては、“佐江さんが、こう言ってたよ”っていうのは、後輩の中に残せないので、“言葉”を残さなきゃなって思ってます。自分が巣立った時に、それが後輩の中に残ってくれたらいいなって、いつも考えてます。
SNH48でいうと、またそれが逆かもしれません。言葉の壁はあるけれど、振りについては教えられる。真逆の環境に自分がいるから、それもすごく楽しく思えますね。
ーー8月が終わったときは、“やりきった感”があったのではないですか?
かなりありましたね。“よし! 9月だ! ”という感じで。今年の夏はハードでした。記憶にないくらい。
今までの夏も、ハードだったことには間違いないんです。AKB48のコンサートに出たことも自信がなかったりしたので。
昔だったら、曲がかかれば踊れちゃったけど、昔の曲も忘れかけてるし、最近の曲は、全然振りが入ってなかったりして、覚え直しするものばかりでした。SKE48でも、そういう状態だったので、どっちも頭を使わなきゃいけなくて。。
身体も心も疲れたというか…。でも、やりきりました! 身体が弱っちゃったのも、たぶん、頭を使いすぎたからだと思う。“バカは風邪ひかない”っていうのにな。あははははは。
ーー怒濤の8月、本当にお疲れさまでした! これまでにない夏ということで、あえて質問なのですが、佐江ちゃんの今年の夏を漢字一文字で表すとしたら、どんな漢字になるでしょうか?? ちょっと、年末っぽい質問ではありますが…(汗)
うわっ! マジ? (笑)

「忘」ですね!! “忘れる”。“忘れたい”し、“忘れられない”みたいな。
ーー「忘」ですか? ちょっと意外です!!
“忘れたい”くらい忙しかったけど、色んなことがあったから“忘れられない”だろうなあ”っていう感じもあります。とはいっても、ちょいちょい忘れちゃってる部分もありますけどね(笑)。でも、絶対忘れられないなあ。今年の夏は!
タイミング悪く、自分が体調を壊してしまったというのもあります。それもあるから、「忘」。年末の言葉みたいですね。“忘年会の忘”。あはははは!
ーー(笑)。さあ、最後になりましたが、次回の「ミラチャイ」では、今回からまた新しくなった、佐江ちゃんの撮影衣装についての話題も織り交ぜながらお話していきたいと思ってますよ! 
はい! 今回の衣装は、“秋テイスト”ですよね。今日の撮影のときは、まだ落ち葉はなかったけど、服を変えただけで、めっちゃ秋を感じました。 9月になって、日差しも夏とは違って、日陰に入ると、本当に涼しくて。
ーーそうですね。9月というと、日本ではシルバーウィークの連休や、中華圏では中秋节(中秋節)という、春節に並ぶ伝統的な行事も控えていますね。

月餅を食べたり、贈ったりする習慣があるんですよね。もちろん、覚えてますよ! (第30回)
ーー今年の中秋节は9/27。旧暦の8/15にあたるその日の夜は、一年の中でも月がとりわけ明るく美しい日。お月見しながら月餅を食べるのは昔ながらの習慣です。
わあ。。
ーー“月”といえば、アジアの歌姫、テレサ・テンさんが歌った、月亮代表我的心も有名ですよ。“あなたへの愛の深さ、変わらない私の心は、あの月が表している”という内容のラブソングです!
あ! 聞いたことがあるような気がする。我的心っていう言葉に聞き覚えがあります。
ーースローなテンポで覚えやすい楽曲なので、機会があったら、ぜひ聞いてみてくださいね。それでは今回もありがとうございました。また次回もよろしくお願いします!!
はい! ありがとうございました!!  今回お話した豊スタでのコンサートで玲奈は、本当に生き生きしていました。卒業コンサートを、本当に最後まで楽しもうという気持ちを持っていて。
もしかしたら、当日は、悲しい気持ちが生まれちゃうのかなとも思っていましたが、私も、いい意味で、悲しいという気持ちは持たずに、“お疲れさま。いってらっしゃい”っていう、すごく、いい気持ちで送ることができたなって思っています。
次回は、私の生誕祭のお話もしていきます。どうぞ、楽しみにしていてくださいね。谢谢大家!(皆さん、ありがとう!) 
宮澤佐江
【今回のまとめ】
◎中国入門ポイント
月亮代表我的心は、直訳すると“月は私の心を表している”。歌詞は、“あなたは私に、どれくらい愛しているのかと聞くけれど、私の愛の深さや、変わらない心は、あの月が知っています…”という内容です。
アジアの歌姫、テレサ・テンが1977年に歌ったことで超ヒットソングとなり、現在も変わらず、中国、台湾、香港を問わず、中華圏の人々から広く愛され、歌い継がれている中国語の名曲です。
この楽曲を歌った歌手や、俳優たちも非常に多く、最近では、アメリカのロック歌手、ジョン・ボン・ジョヴィや、2011年に北京で初の海外公演を行ったSMAPも、この曲をカバーしたことで話題になりました。
また、アジア圏の映画やドラマにも効果的に登場します。その中でも、テレサ・テンが急逝した翌年に公開された香港映画『甜蜜蜜』(邦題:ラヴソング)は、彼女の歌声がストーリーとともに心にしみる、男女の10年愛を描いた恋愛映画の名作です。
◎今回のフレーズ&単語
中秋节【Zhōngqiūjié】中秋節 ※旧暦の8月15日に明月を鑑賞しながら、供えた月餅などを家族で食べる中国の伝統行事。日本のお中元・お歳暮に似た贈答の慣習もある
月亮代表我的心【Yuèliàng dàibiǎo wǒ de xīn】1977年に、テレサ・テンがカバーした楽曲のタイトル ※月亮:月/代表:表す/我的心:私の心
甜蜜蜜【Tiánmìmì】1996年に公開された香港映画のタイトル。監督はピーター・チャン。邦題は『ラヴソング』。同名の主題歌もテレサ・テンが歌っている ※ともに、“甘い”または、“蜜のように甘い”を表す
*本文中の赤字は、中国語です。
*)中国語の表記は、上海(大陸)で使われている簡体字を使用しています。また【 】内には、中国語の発音表記として漢語拼音(ピンイン)を記しています。
撮影:山田大輔 スタイリング:山本隆司  ヘア&メイク:間篠美歩(NICOLASHKA)


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2015/9/11

ミラチャイ☆[127回]佐江ちゃん驚き&ドヤ顔!? SNH48総選挙の盛り上がり&広州で食べた超ウマ!"モチモチ"スイーツ

[127回]佐江ちゃん驚き&ドヤ顔!? SNH48総選挙の盛り上がり&広州で食べた超ウマ!"モチモチ"スイーツ

2015.9.11 12:00

暑かった夏も過ぎ、新しい季節の到来。新たなスタートを切ったSKE48のお話から、SNH48の今年の選抜総選挙のお話まで、たっぷりと。久々に訪れた広州で見つけた、おいしい話も見逃せません!

ニイハオ! 宮澤佐江です。
ーーさあ、佐江ちゃん。今回も、よろしくお願いします。
はい! よろしくお願いします!!
ーー暑かった今年の夏もすっかり過ぎ去って、新しい季節の到来ですね。9月になって、新学期を迎えた人も多いのではないでしょうか。
もう、新学期かー!! 今年の夏は、なかなかハードだったな。 
ーーSKE48も、8月末の松井玲奈ちゃんの卒業や、豊田スタジアムでコンサートを経て、また新しいスタートを切りました。佐江ちゃんも、これからは“先陣をきって行かなきゃいけないな”と、先日胸のうちを話してくれましたね。(第123回)
はい。今、 “一生懸命やっていこう”っていう気持ちが、メンバー全員に本当に生まれているんです。だから、大丈夫。怖くない。うん、怖くないですね。
もしもメンバーの皆が、“これからのSKE48”に無関心で、“誰かがやってくれるだろう”って、思ってる子ばっかりだったら、それはもう、チームがどうなるか分からかなかったと思います。
でも、選抜の子であっても、そうでなくても、本当に皆が皆、“これからのSKE48”に対して、“どうにかしなきゃ”“これで終わりだなんて、言わせたくない”っていう気持ちを持っているんです。
だから、SKE48は絶対に大丈夫。ブレることも、絶対にないと思っています!!
ーー佐江ちゃんの頼もしい発言に、SKE48の活躍がますます楽しみになってきました。また、今後の「ミラチャイ」連載で、豊田スタジアムでのコンサート、そして佐江ちゃんの生誕祭について、じっくり聞かせてくださいね!
はい! よろしくお願いします ^ ^
ーーさあ、そして今回、もう1つ佐江ちゃんにとってもお聞きしたかったことがあるんですよ。それは、SNH48のことなんです。ちょっと時間が経ってしまったのですが、7月末に、SNH48の第2回目の選抜総選挙が行われたんですよね。
はい。そうなんです!!  今年のSNH48の総選挙は、「シャンハイスクール48」の収録で見たんですね。自分でも意外なくらい、あんなに楽しく見られるとは思っていませんでした。 
来年、AKB48の選抜総選挙にSNH48も加わったら、すっごく面白くなるんじゃないかなって思ってるんです。今年1位になったsavoki(SNH48チームSⅡ赵嘉敏)の票数は、私より多かったんじゃないかな??
ーー投票の結果を見てみると、savokiちゃんが74,393票、佐江ちゃんが75,495票ということです。なので…
ギリ、セーフですね。来年、SNH48のメンバーがAKB48の選抜総選挙に加わったら、指原(HKT48TeamH指原莉乃)さえも抜かせるかもしれません。だから、本当に面白くなると思う。秋元先生に提案してみようかな。
ーーSNH48の参戦、ぜひぜひ見てみたいところですね。それにしても、SNH48にとって、今年は第2回目の選抜総選挙でしたが、その投票数の多さには驚くものがありましたね。

選挙後に、ネットで“7万”っていう投票数を見たとき、トップの数名を合わせた投票数がそれくらいなのかなと思っていたんです。でも後で、1位のsavokiの投票数だけだと知ったときは、“佐江、抜かれてるじゃん! ”って、思いました。
最近では、AKB48グループのメンバーにも、SNH48のメンバーがかなり気になり出している子が多いんです! “やっと”っていう感じです。だから、「SNH48のメンバー、超、かわいいからねッ! 」って、もうドヤ顔ですよ。
本当に皆かわいいし。人に見られているというのもあると思うんだけど、「ちょっと見ないうちに、本当にきれいになったね」って、まりやんぬ(AKB48チームK兼任/SNH48 チームSII)とも、話してるんです。
1位になったsavokiも本当にきれいなった。だから日本で、もっともっと“話題にできたらな”って思うんです。例えば、すっごくかわいいメンバーの中に、宮澤佐江がいることを“面白くできないかな”って。正直、今、考えてるんです。
ーー“面白い”というと?
今は一緒に活動ができていないので、“SNH48”という言葉を発することでしか、グループを大きくしていくことができなくて。まだ、全然ひらめかないんですけど、例えば、バラエティー番組で、
MC 「SNH48、めっちゃかわいい子多いよね」
佐江「私も、SNH48なんですけどね! 」
MC 「お前も、SNH48やったんかい! 」
佐江「ちゃんと在籍してるんですよ! これでもねッ!(笑) 」
っていう感じとか。そういうのだけでもいいから、“SNH48”という名前を、もっと浸透させていければいいなって、最近すごく考えるようになりました。
今までは、このグループの子たちを“どうやったら知ってもらえるんだろう”って考えていたんです。日本で発信できることも少ないし、どこまで受け入れてもらえるのかも分からなかったから。。
でも最近は日本でも、SNH48の話題が、自然と取り上げられたりすることもあるから、本当に嬉しくて。“皆、もっと頑張れ!! ”って、思ってるんですよ。
ーーキクちゃん(SNH48チームNⅡ鞠婧祎)が、“四千年に1人の美少女”と話題になったり、今年の総選挙についても、エンタメニュースに取り上げられていましたね。

そうですね。私も“SNH48の力になりたい”と思って上海へ行ったけれど、それもなかなかできなくて。でも、彼女たちが自分たちの力で、ここまで大きくなれて、結成3年足らずで、本当に早いなって思うんです。
それは、もちろん現地で頑張っているスタッフさんのおかげだと思うし、やっぱり一番は、メンバーがとにかく頑張っているからだと思うんです。自分も“1メンバー”ではあるけれど、すごく誇らしく思いますね。
今年1位になったsavokiは、去年の総選挙では3位でしたよね。それまでずっとセンターをやってきた子だったから、去年の総選挙では、本当に悔しい思いをしたと思うし。
でも、昔からそういう姿は表には見せない子だったんです。クールで、プライドが高い子で、でも泣き虫で。。 それなのに、今年の1位のスピーチのときは、泣かずにしゃべっていたから、すごいなって思いました。
ーー佐江ちゃんから見た、SNH48にしかない魅力って何だと思いますか?
何て言ったらいいかな。。今回の総選挙で、SNH48のメンバーを見て思ったのは、“流行(はやり)を取り入れる力”がすごいなと思ったんです。流行の“コピー力”と言えばいいのかな。
今、“このメイクがかわいい”とか、“この子が人気”だとしたら、それを取り入れようとする“力”が、すごいと思います。その流行に“自分がどれだけ近づけるか”っていうのを、皆、考えているというか。
日本のAKB48グループや、私だったら、“あの子がやってるから、私はやらない”“かぶらないようにしよう”って、思う子が多いと思うんです。
最近、ぱるる(AKB48チームA島崎遥香)が、“おフェロメイク”で話題になったりしていたけど、基本、AKB48グループはメイクを変えることは少なくって。それぞれの個性を出すことはあったとしても、最低限の範囲内でおさめていたというか。
SNH48は、そういう枠を超えていて、それがSNH48ならではの魅力じゃないかな。流行モノを取り入れているので、“若者のファンをすごく増やせそうだな”とも思うんです。
“あの子みたいになりたい! ” “私もなれるかなあ。。”っていう感覚を持ったファン層が、これから増えていくんじゃないかな。
1つの流行が終わっても、また次の流行が来て、“あの子、次は、ああいうことやってる。私もやってみようかな! ”っていう目線で見られるというか。そういう魅力がSNH48にはあると思います。
こういうことに気づけるようになったのも、実際に彼女たちにふれ合わなければなかったことだと思うんです。
SNH48になって、相手の国を意識し始めたからこそ、“だから、中国の人たちはこういう感覚を持てるのかな”って、思える瞬間を持てるようになったというか。今回の総選挙を見て改めて、そう思いました。
ーー7月末には広州で、鈴木まりやちゃんとイベントに参加しましたよね。そのときは、メンバーとは別のお仕事だったんですか?

そうなんです。広州に滞在したのは24時間にも満たなくて、メンバーにも会うことはできなかったんです。でも、お仕事で行ったイベントも、とっても楽しかったですよ! 
日本のアニメやゲームのイベントだったんですが、コスプレや、ダンスも見させてもらって。このイベントでも“コピー力”のすごさを感じました。皆、かわいくって、すごく頑張ってて。皆、きっと、自分たちでDVDとか見ながら、やってるんだろうなあ。。
その中で、SKE48の曲を披露してくれたグループもあったんですよ! 実は、私でもその曲は踊れない曲で(汗)。“確かに、こんな振りだなあ。。 メンバー、こうやって踊ってるもん。。 でも、なんで私踊れないんだろう… ”って思いながら見てました(笑)
ーー(笑)。まりやちゃんと一緒の広州は久しぶりでしたね。話すことを貯めておくためにに、広州行きまで、まりやちゃんと連絡取らない! って言ってましたが… (第120回)
した、した!! 話しました。したけど、“あの話、しようと思ってたけど、しなくていいや! ”って思えちゃうくらい、そのとき一瞬一瞬で起こる出来事が話題になって。現地のことで盛り上がってました(笑)
それに、新しいおいしいものも見つけたんです。まりやんぬが「これは、もう、ショーロンポーを抜かしたぞー! 」って、言ったくらいおいしいもの! 胡麻団子の野球ボールサイズのやつ!
ーー野球ボールサイズ!! 

胡麻団子が、野球ボールサイズで出てきたんです。“こーーんなに大きい胡麻団子、食べ切れないよッ! ”って思ったんですけど…、まわりは、胡麻団子のモチモチした感じで、中に、杏仁ミルクが入ってて。
モチモチで、中も“トローッ”っていう感じでおいしくて。本当は、“ひと口だけにしよ”って思ったんだけど、おいしいから、ずっと食べちゃって。。
温かくて、スイーツだと思ったのに、野菜炒めや、ご飯が来る前に出てきて、“なんでこのタイミング?? ”って思ったんだけど、“杏仁ミルクだけ飲もう”って思ったのに、“染み込んでる部分も、超〜おいしそうだなあ… ”って、結局ペロッと食べちゃった。
ーー(笑)。芝麻球芝麻=胡麻)という、中華スイーツかもしれませんね。周りに白胡麻がまぶしてあって、油で揚げているので、温かくて。中味は小豆あんや、何も包まないまま、中味を空洞したシンプルなものもあるようですよ。
本当においしかった! お団子の他にも、広州のご飯、すっごくおいしかったです!  短時間の滞在だったので、レストランでも、現地のコーディネーターさんが先にオーダーしてくれていて。着席したら料理がすぐ出てくるようにしてくれたんです。
でも、さげられちゃうのもなぜか早くて。「まだ、食べてるよー!! 」って、まりやんぬと一緒に、店員さんと戦ってました(笑)
ーー(笑)。短い時間でも満喫できたようですね。おいしいご飯のお話も、またいつかまた聞かせてくださいね! それでは最後になりましたが、今回もたくさんのお話、ありがとうございました。また次回も、よろしくお願いします!
ありがとうございました!  暑かった夏も終わって、9月になりましたね。皆さん、今年の夏はどんな夏でしたか? 季節の変わり目です。体調には気をつけてお過ごしくださいね。素敵な秋を迎えましょう! それでは、次回の「ミラチャイ」もお楽しみに! 谢谢大家!(皆さん、ありがとう!) 
宮澤佐江
【今回のまとめ】
◎中国入門ポイント
佐江ちゃんとまりやちゃんの新たなお気に入りスイーツ芝麻球。佐江ちゃんが言った、“胡麻団子のモチモチした感じで…”という、この“モチモチ”とした食感は、中国語では何と言うでしょうか。
食べ物のモチモチ感は“有弹性”(弾力がある)と表します。また、おもしろいところでは、台湾で使われているアルファベット“Q”を使った表し方。“QQ的”“很Q”で、モチモチした食感のよさを表すことができます。
有弹性QQ的はモチモチ感のほかにも、タピオカなどの“プリプリ感”、麺類の“コシの強さ”なども同様に表します。では“QQ糖”(=キャンディ)といえば、さていったい何でしょう?? 
甘くて弾力性のあるキャンディ……、正解は“グミ”。“グミ”は中国でも“QQ糖”として販売されています。
◎今回のフレーズ&単語
赵嘉敏【Zhào Jiāmǐn】SNH48チームSⅡメンバー。相性はsavoki。広東省出身
芝麻球【zhīmáqiú】胡麻団子。 ※麻团【mátuán】、麻园【máyuán】ともいう
有弹性【yǒu tánxìng】弾力性がある ※ストレッチ性、融通性についてもいう
QQ的【de】弾力性がある
很Q【hěn】とても弾力性がある
QQ糖【táng】グミ
*本文中の赤字は、中国語です。
*)中国語の表記は、上海(大陸)で使われている簡体字を使用しています。また【 】内には、中国語の発音表記として漢語拼音(ピンイン)を記しています。
撮影:山田大輔 スタイリング:山本隆司  ヘア&メイク:間篠美歩(NICOLASHKA)