2015/7/24

ミラチャイ☆[121回]思い出すだけでキュンキュン! "浴衣"ではしゃぐ、「夏祭り」と佐江ちゃんの思い出

[121回]思い出すだけでキュンキュン! "浴衣"ではしゃぐ、「夏祭り」と佐江ちゃんの思い出


2015.7.24 12:00

今回は、鮮やかなレトロ系の“浴衣”を着て、実感する夏の到来! 佐江ちゃんは“和”な人? “洋”な人? 思い出しただけでもキュンキュンするという、夏祭りの出来事も聞きました!

ニイハオ! 宮澤佐江です。
ーーさあ、佐江ちゃん。夏、真っ盛り! 毎日、暑い日が続いていますね。今回も、よろしくお願いします。
はい! よろしくお願いします!
ーー今回は「ミラチャイ」連載初の、夏らしい“浴衣”での撮影でしたね。 浴衣を着た感想はいかがでしたか? 普段の洋服の衣装のときとは、やっぱり気分も変わりますか?
そうですね。“やっと夏なんだ! ”って感じますね。それにここ最近、ずっと天気も良くなかったし。(編集部註:取材日は7/10)
ーー昨日まで、何日間も雨の日が続いていたのに、取材日の今日は見事に晴れ! “晴れ女”佐江ちゃんの実力、すごいですね。
今日はさすがに、“晴れ女だな”って感じました。晴れてて、本当に気持ち良かった! 今日みたいに、浴衣を着て外を歩く機会はなかったから、うれしかったです。
浴衣は、何着か事前に用意していただいてたんです。AKB48グループでも、衣装として浴衣を着ることはあります。でも、今回みたいにチャレンジングな浴衣は、これまでなかなか、なかったんです。
“いつも着ているような雰囲気のものとは、違うのを着たいな”って思っていたので、母にも「どれがいいかな??」って、写真を見せて相談したりしました。
ーー何着かある中から、今日の浴衣を選んだ決め手は?

選択肢が5着くらいあって。その中から、今日着た浴衣か、もう1つ別のか、自分の中で2つ選んでいて。それからママに聞いたんです。そうしたら、ママも偶然「この2着のどっちかだと思う」って、同じのを言ってきたんです。
佐江「やっぱりーー!? オレンジいいよね??」
ママ「オレンジ色、今までにない感じがして、すごくいいと思う」
って。それから、衣装さんにおすすめを聞いたんです。そうしたらちょうど、この浴衣で。それで、決めました。
今年は“レトロ系”の浴衣がすごく流行ってるそうですよ!
ちょっと、流行取り入れちゃいました(笑)。私服では、流行は取り入れないですけどね。(第114回)
ーー浴衣というと和装ですが、佐江ちゃんは、“和”テイストのものへ、どんな印象をもっていますか?
“洋”か“和”か、っていったら、多分私、“和”なんですよね。
例えば、ご飯。最近は、食事にでかける機会が増えました。今年の春くらいから、やっと、“食”に欲をもてるようになったんです。ここひと月の間にも、友だちと何回か食事に行きました。
それが、気づけば全部“和食”!  イタリアンとか、フレンチじゃないというか。
イタリアンやフレンチは、自分にはまだ、“背伸び感”があるような気がするんです。等身大の自分に近いのは“和”だなって。
普段の格好とかも…、って、格好は“和”じゃないけど!
ーー気分としては、“イタリアン”でもなく“フレンチ”でもない。

そう、“中華”か、“和”!!
ーー“中華”とは、「ミラチャイ」連載としては、うれしいお答え。ありがとうございます! そういえば、“浴衣”は、日本人だけではなくて、日本に訪れる外国人旅行者にもとっても人気があるんですよ。
本当に!?
ーーはい。中国語で“着物”や“浴衣”は、総じて和服といわれています。着物の中でも、浴衣は簡単に着ることができますし、値段もリーズナブル。気軽に“日本文化”を体験できるので、欧米、中華圏を問わず、訪日旅行者に人気が高いんです。
へえーー! 
ーー京都や浅草などの観光地では、“レンタル浴衣”のサービスも充実しているようです。浴衣を着付けしてもらって、散策や撮影を楽しむ外国人旅行者の姿が、以前に増して多く見られますよ。
なるほどーー。
ーーところで、今回の撮影地は“神社”でしたね。これもまた“和”を感じさせるところですよね。神社で、何か願い事はしましたか?
しなかったですね。今、特に願うことがなくて、えへへ(笑)。でも神社って、“願うために行く”というより、「いつも、ありがとうございます」って言えばいいのかな、って思ってるんです。
私、おばあちゃんに毎日、「なむなむ」をしないんですよ。…、つい忘れちゃうんですけどね(汗)。でも今日は、朝、出かける前に時間があったので、結構しっかり、
「今日もよろしくね。いつもありがとう」
って、言ってきたばっかりだったから。それをしてなかったら、神社でお参りしてたかもしれないです。やっぱり、家族をお参りするのが一番の力なんじゃないかな。神社とかでお参りするときも、家族のことしか言わないんです。

昔みたいに、欲張りではなくなりました! 小っちゃい頃は、初詣に行く度に「芸能人に会えますように」とか、「かわいくなれますように」とか、そんなお願いばっかり。何十個も言ってたなあ(笑)
最近は、とにかく「毎日、平和に暮らせますように」って、お願いしてます。
ーープライベートやお仕事でも、神社やお寺へ行く機会って少ないのではないですか?
そうですね。でも、“神社巡り”とか、“お寺巡り”をしている方いますよね。それは、昔から、ちょっと興味がありました。
ーーわあ、そうだったんですね。神社やお寺巡りが好きな女子には、“御朱印ガール”なんて、呼ばれている人もいますよね。
あ! そういうのがあるんだ。…ごしゅいん?
ーー“御朱印”は、参拝の証として、神社やお寺からもらう“印”のことをいうんですよ。押印してもらったり、手書きをしてもらったりするんです。御朱印を集めるノートを“御朱印帳”と言うんですよ。
えーーー!!  そういうのもあるんですね。なかなか、そこまではなかなかできないけど。。
ーーでも、佐江ちゃんは芸能のお仕事をされているので、“芸事にご利益がある”と聞くと、“行ってみたいな”と思うこともありますか?

すっごく思います!  お仕事で、占いとかスピリチュアルの専門家の方とご一緒したとき、「今、こういう所に行った方がいいよ」って、パワースポットを聞いたら、“すぐ、行きたい! ”って思います。
ーーパワースポットとといえば、例えば“伊勢神宮”とか。
お伊勢さんは、お仕事で一度行きました! そのときに、お伊勢さんでの参拝の仕方を、一から教えてもらったんです。それ以降、どこへ行ってもそのやり方をしているんですよ。
そのとき教えていただいた方は、「やっぱり気持ちが一番なんですよ」って、おっしゃっていました。
ーー“気持ちが一番”、本当にそうですよね。ところで…、“浴衣”、“神社”とくれば、やっぱり忘れてならないのは、“夏祭り”ですよね!

夏祭り!!(≧∇≦) お祭りかあ。。
中学校の頃、夏祭りがあって。そのお祭りは、4つの学校の、ちょうど中間くらいの場所でやるお祭りだったんですね。

私はその頃、部活でバスケをやっていて、携帯を持ったばっかりで。
他校の、ある男子に連絡先を渡したかったんです。バスケの練習試合で見ていて、“カッコいいな”って、思っていた子で。
それで「お祭りに絶対、その男子が来る!」って、友だちと話していて。お祭りの当日に、自分の連絡先をメモして出かけたんです。
でも、お祭りで探したけど、なかなかその子を見つけられなくて。。 でも! その男子と同じバスケ部で、いつも一緒に活動している子を見つけたんですよ!
“あッ…!!! ここからつながるしかない! ”
そう思って(笑)。その瞬間に、持ってきた自分の連絡先を、その子に渡しました。それがきっかけで、最終的に、カッコいいなって思っていた男子と、友だちになったっていう思い出があります。
ーー積極的! 肉食系ですね。
あははははは!! 昔は本当に。今は“何でそんなことしたんだろう”って、すっごく思うけど(笑)。本当に肉食系でしたよね。中2の頃かな。
いつも、部活の練習試合で会っている子と、“私服”で会えるっていうのが、当時の楽しみだったんですよ。いつも制服か、ユニフォームか、体育着だったから。

中学の頃は、もちろん他校だけじゃなくて、先輩とか同じ学校の子でも、私服が見られるのは、“お祭りしかない”っていう感覚で。だから、色んなお祭りに行きまくってました。
当時、必ず行ってた夏祭りが、3カ所あって。だいたい集まるメンバーは一緒。卒業しちゃった先輩も来ていたりして、「あーーーッ!! 先輩!!」って、話しかけたりして。
そんな思い出あるなあ。。 今、話しただけで、キュンキュンする!  
今年は、本当に、“お祭り”行きたいな。
ーー地元のお祭り? それとも、ちょっと足を延ばして地方の有名なお祭りとか?
そうだなあ。でも、地元の友だちがいないからなあ。地元で行くとなると、親か、お兄ちゃんと一緒ですね。
本当なら、京都とか遠くのお祭りも行ってみたいです。でも今行くなら、ちょっと歩いて行ける所か、自分が住んでる場所から、ちょっと遠い所へ行ってみたいですね。
都内でも、よく、芸能人がたくさん現れるっていうお祭りがあって、他のメンバーから「この日、お祭りやってるから、行こう!」って誘われたりするんです。だけど「絶ッ対、イヤだ!!」って、言ってるんです。
だったら地元で、後輩や先輩に会える方がいいなと思って。全然、変装もせずに行きたいなあ。たまには、昔してたような、普通の遊びをしたいなって思います。

自分的には、昔と全然変わってないけど、最近はやっぱり、“お店に迷惑がかからないように”って、夏場でもマスクしたり、サングラスや帽子をかぶったりして街を歩いてるから。
お祭りくらいは、何もせずに行きたいな、
よし! お兄ちゃんと行こう! 決めたぞッ!!! 時間、見つけよ、今年。
ーー最後に1つだけ、佐江ちゃんに質問です! お祭りの露店で必ず食べたいものは?
基本、“あんず飴”を食べまくります。練りまくって、食べまくります(笑)! 以前、いっぺんに3本くらい、あんず飴が当たったことがあって…
あんず飴って、1つが大きいし、ずっしりして重いですよね。だから、すももの重さで、飴が“クルンッ”って、ひっくり返っちゃって。3本当たって嬉しいけど、結果的に1個落としちゃうみたいな。あははは(笑)。
ーーお祭りあるあるですね(笑)。地元のお祭り、行けるといいですね! それでは、今回もありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
はい! ありがとうございました。今回は「ミラチャイ」連載の初の試みで、浴衣での撮影でした。楽しかったあ! 気持ちはいつもと変わらないけど、浴衣だったし、神社に行かせてもらえたから、“夏、来たな! ここから始まるな”って、すごく感じさせてもらえました。
洋服だったら、そこまで“夏だ!”って、感じることはなかったかも。今年こそ、お祭り行きたいな! それではまた、金曜日に会いましょうね。谢谢大家!(皆さん、ありがとう!) 
★★★★★


【今回のまとめ】
◎中国入門ポイント
猛暑が続くこの季節。中華圏も日本と同様、挨拶代わりに開口一番、「热死了! (暑くて死にそうだ! )」。こんな言葉がよく聞かれます。
中国北西部、新疆ウィグル自治区の都市、トルファンは、過去には最高気温が約50℃に達したこともあるほど、非常に暑い地域です。トルファンは、世界でも珍しい、海抜の低い場所にある都市で、古来、シルクロードの重要な拠点として栄えてきました。
『西遊記』で、孫悟空と旅の一行が、炎を上げて燃え盛る山に、行く手を阻まれたのもトルファンです。灼熱の地の“燃える山”は、高さ約500m、東西約100km。赤褐色の岩肌には縦に険しい溝が走り、陽が当たると、山が燃えているように見えるといいます。
トルファンに実在するこの山は、その名も“火焔山”。『西遊記』の中で、この山の炎を消せるのは、牛魔王の妻、鉄扇公主が持つ“芭蕉扇”のみ。この扇を奪うため、孫悟空と妖怪たちの死闘が繰り広げられる名場面の舞台となりました。
◎今回のフレーズ&単語
和服【héfú】和服、(日本の)着物
热死了【Rèsǐ le】暑くて死にそうだ ※:暑い/〜死了:前の言葉の程度が甚だしい様子を表す 
*本文中の赤字は、中国語です。
*)中国語の表記は、上海(大陸)で使われている簡体字を使用しています。また【 】内には、中国語の発音表記として漢語拼音(ピンイン)を記しています。
撮影:山田大輔 スタイリング:山本隆司  ヘア&メイク:間篠美歩(NICOLASHKA)


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